広島・新井新監督に鯉党も大ウケ「最高。だいすき」　就任会見のジョーク「背番号15」がトレンド入り

＜広島＞会見で抱負を語る新井新監督　（撮影・奥　調）
Photo By スポニチ

　球団OBで広島新監督の新井貴浩氏（45＝本紙評論家）が12日、広島市内で就任会見に臨んだ。今季限りで退任した佐々岡真司監督（55）の後任として球団から要請を受け、受諾。松田元オーナー（71）からもチームの再建と次世代育成に期待を寄せられており、粉骨砕身で挑む決意を見せた。

　13時から始まった会見は、広島のほとんどのテレビ局がライブ中継や動画配信するなど盛況で、SNSでもファンが大盛り上がりだった。

　会見後には、ツイッターで「就任会見」と並んで「背番号15」も早速トレンド入り。これは会見で、注目の背番号についても質問が出た際に新井新監督が「球団の方に背番号は何番がいいかと聞かれたので、15番をください、と言ったのですが」というジョークにファンが反応したもの。広島の15番は、尊敬する大先輩の黒田博樹氏が2016年に引退するまで背負い、今は永久欠番となった伝説の番号で、新井監督らしいユーモアある回答が、早くも鯉党に大ウケした。

　会見で同新監督は続けて「鈴木さん（球団本部長）に“本人に言ってくれ”と言われましたが、私、直には怖くて言えないので、まだ何番か決まっていません」と付け加えて、会見場を爆笑で包む一幕も。ツイッター上では「この笑いのオチは良かったですね　期待しますし、ファンには球場を真っ赤に染めて欲しい！ということなので、精一杯後押ししますよ！」「新井新監督の就任会見良かった～～　絶対、ついていきまーす　マツダスタジアムを真っ赤に染めまーす　背番号15は、わろた」「新井さん背番号15がいいけど怖くて聞けないって最高。だいすき」「バランスを考えて采配したい、目の前の戦いを重視しながらも中長期的な視野に立って指揮を取りたい、走塁の意識、猛練習、ワクワクする野球、そして最後に背番号15で笑いを取って締める。素晴らしい所信表明でした。もう期待しか無いです」などの声が集まり、早速ファンもがっちりハートをつかまれたようだった。