阪神・桐敷 CSファイナルS第5戦の先発浮上 今季2軍で計13試合6勝1敗、防御率0・72の好成績

[ 2022年10月12日 05:15 ]

フェニックスリーグ開催中の宮崎で汗を流す桐敷(撮影・成瀬 徹)
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 阪神ドラフト3位・桐敷が16日のCSファイナルS第5戦の先発に抜てきされる可能性が高まった。この日、参加していた「みやざきフェニックス・リーグ」の巨人戦の試合前練習をこなした後、東京へ向かった。12日に1軍合流する。

 CSファーストSのDeNA戦では、今季先発として6勝を挙げた西純がブルペン待機し、9、10日に救援登板してともに2イニングを投げた。また、手術明けの才木も10日の3戦目に先発したため、先発陣の駒が不足する状況に。その空いた5戦目に桐敷の起用が濃厚となった。ただ、登板日はファイナルSの勝敗次第で流動的となる。

 直近は8日ファーム日本選手権の楽天戦で先発し、2回2/3を6安打5失点で降板した。とはいえ今季ウエスタン・リーグでは計13試合(先発11)6勝1敗、防御率0・72。左打者への内角ツーシームと右打者へのクロスファイアに磨きをかけ、一皮むけた。その実績が評価され、短期決戦に投入される運びとなった。1軍マウンドは先発5回1失点で黒星を喫した7月7日広島戦以来。大舞台で進化した姿を発揮する。

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2022年10月12日のニュース