ヤクルト・高津監督 少ないチャンスで一本を!阪神投手陣前に接戦覚悟

[ 2022年10月12日 05:30 ]

笑顔の高津監督(撮影・村上 大輔)
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 リーグ連覇を果たした意地がある。ヤクルト・高津監督は「勝つにしても負けるにしても接戦になる。そこで一歩、半歩先にいきたい」と接戦を覚悟した。

 阪神はDeNAとのファーストS3試合を全て2点差以内の接戦。リーグ唯一の2点台の防御率の投手陣で勝ち上がってきただけに「ワンチャンスかツーチャンスで一本出すかどうか」と試合展開を予想。自軍でも勝利の方程式の清水、マクガフら救援陣に絶対の自信を持つ。シーズン中は連投は3日連続までに管理してきたが「いつも通りやる部分と、いつも通りじゃないところは必ず短期決戦は出てくる」とフル回転を示唆。初戦先発を託した小川には「勝ちに導く投球をしてくれたら」と期待した。

 今季同戦は13勝11敗1分けとほぼ互角だった。相手の先発は今季3度対戦し21イニングで3点しか奪えなかった西勇だが、高津監督も「短期決戦は凄く難しいけれど、いくつかポイントはある。その要点を外さないこと」と見据える。2年連続日本一に向け再び歩き出す。(青森 正宣)

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