巨人 2度の満塁好機生かせず2連敗…シューメーカーが5回途中5失点で5敗目

[ 2022年7月1日 21:44 ]

セ・リーグ   巨人3―5広島 ( 2022年7月1日    マツダ )

<広・巨>5回、選手交代を告げた原監督(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人は3―5で広島に敗れ2連敗。打線は2度の満塁のチャンスを生かせず苦杯。先発のシューメーカー投手(35=米国)が4回2/3を7安打5失点で5敗目を喫した。

 中5日の先発となるシューメーカーは課題のクイックの隙を突かれ、立ち上がりに2失点。1死一塁から上本に二盗を決められ、マクブルーム、坂倉に連続タイムリーを浴びた。これで今季は二盗を一度も阻止できず。8度目の盗塁を許すことになった。

 4回は2死二塁から羽月に適時三塁打を浴び失点。5回には2死三塁からマクブルームに8号2ランを被弾。来日初の広島戦は5回を持たずに降板。4回2/3を打者22人に対し、73球、被安打7、被本塁打1、奪三振3、与四球1の5失点という内容に終わった。

 打線は2回、1死一、三塁から大城が右前適時打を放ち1点を返す。打った大城は「先制を許した次の回だったのでここで何とか1点返したいと思っていました。フルカウントからカットボールをしっかりと捉えタイムリーになって良かったです」とコメントした。

 4点を追いかける6回には岡本和の右前適時打と坂本の遊ゴロ適時失策により2点を返すと、2死満塁のチャンスが到来。ここで原監督は吉川に代え中田を代打として起用。しかし、中田は二飛に倒れ“一打同点&逆転”のチャンスを逃した。

 8回には先頭の岡本和がこの日猛打賞となる内野安打で出塁。坂本も左前打で続くなど再び2死満塁のチャンスを迎えたが、代打・中島が一飛に倒れ無得点。好機であと1本が出ず2連敗となり、3位広島にゲーム差1・5と迫られた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月1日のニュース