楽天・マー君 また5勝目ならず…朗希と今季初の投げ合い 5回0/3を4安打2失点も救援陣追いつかれ

[ 2022年7月1日 21:19 ]

パ・リーグ   楽天ーロッテ ( 2022年7月1日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>田中将(背18)が見つめる中、投球する佐々木朗(撮影・沢田 明徳)
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 楽天・田中将大投手(33)が1日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発。5回0/3を4安打2失点で勝利投手の権利を持って降板するも、その後に救援陣が追いつかれ、今季5勝目を逃した。

 自身6連敗中の田中将は初回、先頭の荻野に左翼フェンス直撃の二塁打で出塁されると、その後1死三塁で中村奨に中前へ適時打を打たれ1点を先制される。4回には2死二塁で佐藤都に適時打を浴びて0-2とされたが、粘りの投球を続けた。

 楽天打線は、緊急降板したロッテ・佐々木朗の後を受けた2番手・小沼から5回2死一、二塁で島内が5号逆転3ランを放ちエースを援護した。田中将は6回に先頭の中村奨に四球を与えたところで降板。5回0/3を4安打2失点と粘り、先発の役割を果たした。

 すると7回1死走者なしで4番手・東條から再び島内が2打席連続となる6号ソロ本塁打を打ち4-2とリードを広げた。しかしその後に救援陣が追いつかれ、田中将の5勝目はまたもお預けとなった。

 ロッテ・佐々木朗とは今季初の投げ合い。昨年9月10日以来2度目のマッチアップで、前回はともに8回2失点で勝ち負けがつかなかった。進化を続ける「令和の怪物」の印象については「ファンの方々と思っていることは同じ。素晴らしい投手。素晴らしい才能を持っている」とし、自身は5月17日のロッテ戦から6連敗中で相手にかかわらず「今の状況では勝つことが一番」と話していた。

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