阪神・近本、球団歴代3位タイ26戦連続安打 マートンの球団記録にあと4!6月月間打率驚異の.366

[ 2022年7月1日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―6DeNA ( 2022年6月30日    横浜 )

<D・神>3回、近本は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 横浜の最高気温は36.1度。今年初の猛暑日でも、阪神・近本のバットは止まらない。3回2死から東の132キロ変化球を中前打。バースや王貞治の記録を超え、99年の大豊泰昭と並ぶ球団歴代3位タイの26試合連続安打をマーク。11年に記録したマートンの30試合連続安打の球団記録にあと「4」。広島・高橋慶彦のNPB記録にもあと「7」と大記録を視界に捉えた。

 5月28日のロッテ戦から毎試合安打を重ねた。大山とともに、6月反攻をけん引し、月間打率は.366(101打数37安打)で10打点。それでも、近本がこだわるのは数字や記録ではなく勝利。その一点だ。「ただ勝つために打って、勝つために走っている。記録のためとかは全然考えていない」と言い切っている。月が変わっても、思いは同じ。チームを上に行かせるために、背番号5は打ち続ける。(鈴木 光)

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2022年7月1日のニュース