日本文理大、09年以来の初戦突破「絶対に自分がヒーローに」野元が決勝2ラン

[ 2022年6月7日 06:00 ]

全日本大学野球選手権第1日・1回戦   日本文理大2―1松山大 ( 2022年6月6日    東京D )

<松山大・日本文理大>6回、2ランを放った日本文理大の野元(背番号1)は、チームメイトとカメラに向かってポーズを決める(撮影・小深田 悠)
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 日本文理大が松山大に競り勝って09年以来の初戦突破を果たし、今大会九州勢の白星一番乗りとなった。「絶対に自分がヒーローになってやると思っていた」。0―0の6回に5番・野元(4年)が決勝の右越え2ランを叩き込んだ。1メートル81の左打者は内角直球を捉えた一撃を「テレビでしか(東京ドームを)見たことがなかった。打てて、(言葉で)表せないくらいうれしいです」と語った。

 長崎・佐世保工高から投手として入学。最速143キロ右腕だったが、2年秋に打線強化のために外野手に転向した。全国の舞台で成長を示した教え子に、中村寿博監督は「一番苦しい時に野元が打ってくれた。感無量です」と称えた。

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2022年6月7日のニュース