京大・水江が立命大相手に初完封 連打一度も許さず リーグ初優勝へ望みつながる

[ 2022年5月6日 15:38 ]

関西学生野球春季リーグ第6節   京大3―0立命大 ( 2022年5月6日    南港中央 )

<京大・立命大>完封した京大・水江(右)は最後の打者を打ち取り、チームメイトと喜びあう(撮影・岸 良祐)
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 京大が立命大を下し、1勝1敗とした。

 エース右腕の水江日々生(3年=洛星)が119球を投げ8安打完封でリーグトップタイの今季3勝目。連打を一度も許さず、14ものフライアウトを積み重ねた。大学入学後、オープン戦を通じても初完投初完封。「いつもならランナーを背負ったところでは力で抑えにいこうとしていましたが、今日は冷静に捕手の構えたところに投げられた」とうなずいた。京大投手の完封勝利は19年秋の近大戦で原健登がマークして以来。

 京大は6日現在で勝ち点1だが、勝ち点を落としたのは同大との第3節のみ。1日の近大との2回戦では6回に1イニング13点を奪われたが、雨天ノーゲームとなり命拾いしたことで、82年の新リーグ設立後初優勝への望みがつながっていた。この日の勝利で大目標へまた一歩前進。

 水江は「ラッキーというか、優勝が消えなかったというところで(神様から)“もうちょい頑張れよ”と言われているのかな、と。(10日の3回戦も)中3日なら何とかなる」とフル回転を誓った。

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2022年5月6日のニュース