ソフトバンクが逆転勝ちで4連勝　9回中谷が起死回生同点2ラン　11回、グラシアル決勝打

パ・リーグ   ソフトバンク5ー3ロッテ （ 2022年5月6日    ZOZOマリン ）

＜ロ・ソ＞延長11回1死一、三塁、グラシアルの勝ち越しタイムリーを見つめる佐々木朗（左）（撮影・長久保　豊）
Photo By スポニチ

　ソフトバンクは6日、ロッテと対戦（ZOZOマリンスタジアム）し、延長11回の末、5―3の逆転勝ちで4連勝とした。

　3─3の11回。先頭の三森の右前打から1死一、三塁の好機を作り、グラシアルがこの試合4安打目となる右前打で勝ち越し。さらに暴投で1点を追加し、その裏をモイネロが締めた。

　相手先発は“令和の怪物”佐々木朗だった。打線は最速164キロのストレートと140キロ後半のフォークに対して、逆方向の意識で攻略を目指した。4回に2死二塁から今宮が右中間を破る二塁打を放ち、待望の先制点を挙げた。しかし、千賀が5回につかまって5回3失点で降板。そんな劣勢を打線が盛り立てた。

　2点を追う土壇場の9回1死一塁から甲斐の代打で登場した中谷が、ロッテ守護神・益田が投じた低めのスライダーを左翼席へ運ぶ移籍1号同点2ラン。土壇場の粘りが11回の勝ち越しを呼んだ。

　首位の楽天も勝ったためゲーム差は縮まらなかったが、大きな1勝となった。