ヤクルト 村上の不敗神話満塁弾で巨人討ち最多18安打13点 長岡は嬉しいプロ1号!奪首へ0・5差

[ 2022年5月6日 21:27 ]

セ・リーグ   ヤクルト13―2巨人 ( 2022年5月6日    東京D )

<巨・ヤ>3回、勝ち越し満塁本塁打を放った村上はナインに迎えらる(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が6日、巨人戦(東京D)の3回無死満塁から今季8号グランドスラムをバックスクリーンに放った。村上にとって今季初、4年連続4度目の満塁本塁打。4番の一撃で勢いづいたヤクルト打線は今季最多となる18安打で、これまた最多を更新する13点で首位・巨人とのカード初戦に大勝した。

 1―1で迎えた3回。先頭の塩見が中前打、太田が右前打、山田が四球で無死満塁で打席に立った村上。制球が定まらない巨人先発の堀田との勝負は3ボール1ストライクに。1球ストレートを見逃した後の6球目149球キロの甘いストレートを見逃さなかった。完璧に捉えた打球はバックスクリーンに飛び込む8号本塁打となった。

 今季初、4年連続4度目の満塁本塁打は村上にとって巨人戦初のグランドスラムとなった。また、村上が満塁本塁打を放った試合はこれまで4戦4勝だったが、この日のゲームも勝利し不敗神話も継続となった。

 その後も打線の勢いは止まらず、9回には長岡にプロ初本塁打も飛び出した。5回から毎回得点で今季3度目の2桁得点。今季ここまで最多安打と最多得点は4月19日の中日戦、16安打12得点だったが、巨人との首位攻防となる3連戦の初戦でともに最多を更新する大勝で今季最多タイの貯金5とした。先発の原樹理は7回を97球2失点で今季3勝目を挙げた。

 ▼村上 打ったのはストレート。追い込まれていたのでセンター中心に打ち返すことを意識しました。みんながつくってくれたチャンスを活かせて良かったです。

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