阪神・山本 サヨナラの押し出し四球選んだ「チームが勝ってよかった」 球団では15年福留以来

[ 2022年5月6日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2ヤクルト ( 2022年5月5日    甲子園 )

<神・ヤ>9回2死満塁、サヨナラの押し出し四球を選び、バットを放り投げて喜ぶ山本(撮影・北條貴史)
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 同点で迎えた9回2死満塁。カウント3―1から阪神・山本は高めに浮いた直球を悠然と見送った。サヨナラ押し出し四球を選び、バットを突きあげた。球団のサヨナラ押し出し四球は、15年5月28日楽天戦(甲子園)の11回、福留が選んで以来。「何とかチームの勝利に貢献したいという思いでやっている。サヨナラという形になって、チームが勝ってよかったです」

 前日4日ヤクルト戦で自打球が顔面をかすめ途中交代。それでも「全然、普通に出られた」と2日連続の先発起用に応えた。打席の際に紹介される子どもの頃の宝物は「グローブ」。小学1年の頃に父からプレゼントされたグラブで、「大切に使っていました」と懐かしんだ。自身も今や1歳になる息子の父。こどもの日に最高の働きを見せた。

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