ソフトB千賀、5回に乱れて逆転許す3失点 “令和の怪物”佐々木朗と初の投げ合いも勝利投手ならず

[ 2022年5月6日 19:57 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーロッテ ( 2022年5月6日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>5回、菅野に勝ち越し適時打を打たれる千賀(撮影・沢田 明徳)
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 ソフトバンク・千賀滉大投手(29)が6日に行われたロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発し、5回3失点の投球だった。

 千賀はここまで3勝無敗ながらも、ここ2戦では4月21日のオリックス戦で9回2失点、30日の楽天戦で7回2失点(自責0)と好投も勝ちに恵まれなかった。3試合ぶりの勝利を目指して上がったマウンドは“令和の怪物”佐々木朗との初めての投げ合いだったが、勝利投手とはなれなかった。

 初回から佐々木朗が160キロ超えを連発する投球を披露すると、千賀も負けじと最速160キロのストレートを計測するなど150キロ後半を連発し、4回まで無失点と粘りの投球を見せていた。だが、1点リードの5回に先頭の高部に右前打、犠打と四球で1死一、二塁のピンチを招くと、山口に初球のフォークを捉えられて三塁線を破る二塁打で同点とされた。

 続く菅野にも初球のストレートを捉えられた。打球は千賀の左足をワンバウンドで直撃。ボールはレフトの前に転々と転がり逆転の2点タイムリーを許した。千賀は左足直撃の影響か安田に対して2球連続ボールと制球が定まらない。捕手・甲斐がタイムをかけて間を取り、リズムを立て直しを図った。だが、3球目のストレートを完璧に捉えられて左中間を破られた。一走・菅野が一気に本塁を狙ったが、見事な中継プレーで4点目は阻止。その間に三塁を狙った安田もアウトに仕留めてチェンジとした。

 千賀は5回5奪三振も3失点で降板となった。2番手には松本がマウンドに上がった。

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2022年5月6日のニュース