巨人・原監督 8失点の中継ぎ陣より5失点の堀田に猛省促す「責任は重い…時間も、練習の部分においても」

[ 2022年5月6日 22:25 ]

セ・リーグ   巨人2―13ヤクルト ( 2022年5月6日    東京D )

<巨。ヤ>7回、ベンチに戻る菊地 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は先月21日以来の先発でプロ2勝目を目指しマウンドに上がった堀田が2回2/3を投げ5失点で早々と降板。その後も4番手の菊地がプロ初失点するなど中継ぎ陣も失点を重ね、好調のヤクルトに今季最多となる13失点で連敗。2位ヤクルトとのカード初戦を落とし、振り向けば0・5差となった。

 3回持たず降板した堀田からバトンを受けた平内は1回1/3を無失点に抑えたが、3番手・大江が2イニングで2失点(自責1)、4番手の菊地がプロ初失点。ここまで中継ぎ陣を支えてきた一人の鍬原も3失点するなどヤクルト打線に18安打を浴びた。

 長いシーズンを見据えた中で踏ん張りどころの中継ぎ陣に対して原監督は「そうですね、まあでも、なかなかやっぱり勢いをつけてしまうとね、リリーフの人たちというのは大変なのね。そういう点では、先発ピッチャーていうのは、責任は重い。あるいは責任…う~ん、だから、えー、何て言うかな、時間も、練習の部分においても、昨日なんかでも早めに一昨日にもう、帰ってきてるわけだから。そういう部分というのはね。う~ん…そこは思わなきゃダメだよね」と先発投手の背負うものの大きさを説いた。

 続けて「今日は何本のヒットを打たれたかな?(18安打)えー…まあ、そのヒット全部とは言わないとしてもも、7割8割くらいは、堀田の心のところにしっかり受け止めないといけないね。子供だと思ってマウンドに上げてるわけじゃないんだから。ね、そこはあえて、教育をするという点においては、伝える必要はある、と判断しました」と8失点した中継ぎ陣ではなく、先発の堀田がしっかりと責任を感じないと、そして感じさせないといけないと将来を見据えて語った。

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