阪神・矢野監督「負けさせたベンチ、打線の責任」 大野雄との投げ合いで10回に力尽きた青柳をねぎらう

[ 2022年5月6日 21:19 ]

セ・リーグ   阪神0-1中日 ( 2022年5月6日    バンテリンD )

<中・神>9回、青柳(左)の打席前にコーチ陣と話す矢野監督(右から2人目)(撮影・椎名 航)
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 白熱の投手戦で悔しいサヨナラ負けとなった阪神・矢野監督は、まずは9回1/3を投げた青柳をねぎらい、責任を背負った。

 「いやもうね、負けさせたベンチ、打線の責任やと思っています。(青柳は)打球を上げさせない低めの高さもいいし、変化の強さもあるし。その中で緩いボールも、うまく間に使えていた」

 大野雄の完全試合が継続していた9回2死でも迷わず打席に立たせ、10回のマウンドに送り込んだ。最後は1死満塁から石川昂に中前サヨナラ打を浴びたが、「10回準完全」の相手左腕も勝るとも劣らない投球を見せた右腕への信頼は不変だった。

 「青柳が最後打たれた後“すみません”とベンチに帰ってきたけど。すみませんと謝ることは何もない。逆にその気持ちを打者陣がどれだけ汲んでやっていけるかというところもあると思う」

 9回まで一人の走者も出せなかった大野雄については「特に左打者の外はいい球、いいコースに来ているのかなというのは横から見ていても思っていた」と振り返り、「明日、明後日どう勝つかというのを考えてやっていきます」と前を向いた。

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2022年5月6日のニュース