大谷 今季最長、最多、最速で3勝目「1点もやらないつもりで投げた」

[ 2022年5月6日 06:17 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―0レッドソックス ( 2022年5月5日    ボストン )

7回、2死二塁でレッドソックスのストーリーを三振に仕留め、雄叫びを上げるエンゼルス・大谷(AP)
Photo By AP

 メジャー最古のフェンウェイパークでの初登板で、今季3勝目を挙げたエンゼルスの大谷翔平投手(27)は「苦しい展開だったけど、最終的に素晴らしいゲーム。ロースコアのゲームだったので、1点もやらないつもりで投げた」と、今季最長7回、最多の99球、最速の161キロ超の投球を振り返った。

 得点圏に再三走者を背負いながらも、要所を三振で締めて得点を許さなかった大谷。「0のまま行けばチャンスはあると思っていた」という気迫の投球に打線が応え、7回にウォルシュの2点本塁打で先制し、白星の権利を得ると、8回には試合を決定づける5点を加えた。自身も4点目となる適時打を放ち、3勝目を引き寄せた。

 フェンウェイパークで投手が1番から4番の打順で出場したのは、1919年のベーブ・ルース以来103年ぶり。「僕も好きな球場。素晴らしい人がプレーしていたところでプレーできるというのはありがたい。いいゲームができて、また一つ励みになる」と伝説のメジャーリーガーも驚きの活躍に納得の表情だった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月6日のニュース