中日・大野雄快挙逃し「知らん間に西口ってる」の声 10回サヨナラ勝ちには「1イニング早ければ」

[ 2022年5月6日 20:58 ]

セ・リーグ   中日1-0阪神 ( 2022年5月6日    バンテリンD )

<中・神>10回1死満塁、石川昂のサヨナラ打に大喜びの大野雄(右)(撮影・北條貴史)
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 中日の大野雄大投手(33)が6日の阪神戦で、プロ野球史上17人目の完全試合を目指し、快調に投球を進めたが、延長10回2死で途絶えた。試合はその裏1死満塁から石川昂がサヨナラの適時打を放った。大野雄は今季初の完封で2勝目を挙げた。

 延長に入って快挙を逃した大野雄には「知らん間に西口ってるやん」のつぶやきが寄せられ、2005年8月、西武・西口が楽天戦の9回まで完全試合ペースで進めたが、味方が得点を奪えず、0―0のまま延長戦に突入。10回に先頭の沖原に安打を打たれて快挙達成とはならなかったことを引き合いに出し「どちらも9/26生まれってなんの偶然…」という“奇縁”への言及も。「大野雄」「西口」ともにツイッターのトレンドに上がる関心の高さだった。

 延長に入ってからのサヨナラ勝ちには「熱投報われた」「勝ち投手になれて本当に良かった」「サヨナラが1イニング早ければなぁ」と好投が勝利に結びついたことを喜び、9回サヨナラだったら大記録達成だっただけに無念さもにじんだ。

 大野雄は2019年9月14日に阪神戦(当時ナゴヤドーム)でノーヒットノーランを達成している。この時は6回1死からの失策、7回1死からの四球で2人の走者を出していた。この日は10回2死まで29人連続アウトを取ったが、佐藤輝に二塁打され2度目の快挙はならなかった。

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