巨人・桑田コーチ 4試合連続失点の鍬原の2軍再調整は否定「彼の場合は年齢的に…今のところは」

[ 2022年5月6日 22:50 ]

セ・リーグ   巨人2―13ヤクルト ( 2022年5月6日    東京D )

<巨・ヤ>8回、山田に適時二塁打を許してうつむく鍬原 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は先月21日以来の先発でプロ2勝目を目指しマウンドに上がった堀田が2回2/3を投げ5失点で早々と降板。その後も4番手の菊地がプロ初失点するなど中継ぎ陣も失点を重ね、好調のヤクルトに今季最多となる13失点で連敗。2位ヤクルトとのカード初戦を落とし、振り向けば0・5差となった。

 3回持たず降板した堀田からバトンを受けた平内は1回1/3を無失点に抑えたが、3番手・大江が2イニングで2失点(自責1)、4番手の菊地がプロ初失点。ここまで中継ぎ陣を支えてきた一人の鍬原も3失点するなどヤクルト打線に18安打を浴びた。

 5失点の堀田からバトンを受けた中継ぎ陣は8失点。それについて桑田コーチは「打たれているのは甘いボールばかりなので。コントロールの重要性はずっと話してきた。彼らも身につける努力はしている。制球力向上のために頑張ってもらって何かをつかんでもらいたい。悔しい経験を生かしてほしい」とコントロールの重要性を再認識し、今日のゲームを糧として成長してほしいと語った。

 開幕から中継ぎ陣を支えてきた鍬原が4試合連続で失点していることには「プロは技術力も大事だが、1年間投げる体力も必要。彼も1年フルに投げ抜いたことはない。今年が実質1年目。しっかりと投げきるためのコンディションづくりに取り組んでもらいたい」とシーズンを戦い抜く体力の重要性を説いた。鍬原に関しては「彼の場合は年齢的にもそうだし、今のところはそこまで考えていないですね」と堀田のように2軍で1からつくり直すことは現状ではないとした。

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