オリックス 9回に平野佳が決勝被弾 5連敗で首位・楽天とは9・5差 中嶋監督「切り替えていくしか」

[ 2022年5月6日 22:07 ]

パ・リーグ   オリックス2-3楽天 ( 2022年5月6日    京セラD )

<オ・楽>9回1死、鈴木に勝ち越しソロを浴び、ぼう然と打球の行方を見つめる平野佳寿(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 オリックスは投打ともに精彩を欠き、今季2度目となるワーストタイ5連敗。借金4も同最多タイと膨らみ、首位・楽天とは9・5ゲーム差となった。

 1点を先制された直後の初回1死一、三塁で、吉田正が滝中の初球、外角低めに沈むシンカーを巧打し、中前へ同点適時打。なおも1死一、三塁で、頓宮の中犠飛で、すぐさま逆転に成功。しかし、2回2死三塁で西野が二ゴロ。3回2死一、二塁で後藤が遊飛と畳みかけられず、流れが変わってしまう。2―1の8回にビドルが西川に適時三塁打され、2―2の9回に平野佳が鈴木に決勝ソロを被弾。先発・田嶋は7回1失点、9奪三振の快投だったが、今季初勝利に届かなかった。

 中嶋監督は平野佳について、「結果なので。こちらが代えて出して点を取られて、という。(平野佳は)本当にいいボールで、相手(鈴木)もしっかり打った…、負けたという事実を受け止めて、あした切り替えていくしかない。下を向いている場合でもない。しっかり自分たちの野球をもう1回思い出して、やっていくだけですので。やっていきます」と絞り出した。

続きを表示

2022年5月6日のニュース