巨人・堀田賢慎 3回持たず5失点KO…村上に痛恨の満塁被弾「ゲームがつくれず悔しいです」

[ 2022年5月6日 19:27 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年5月6日    東京D )

<巨・ヤ>3回、マウンドに集まる堀田(中央)ら巨人ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の3年目右腕・堀田賢慎投手(20)が6日、ヤクルト戦(東京D)でプロ4度目の先発登板。2回2/3を投げ5失点で降板した。

 先月21日以来のマウンドとなった堀田は初回、先頭の塩見を三ゴロに打ち取った後の二番・太田に左前二塁打を打たれ1死二塁のピンチを背負った。続く山田は左飛に打ち取るも二走・太田がタッチアップで三塁に。ここで4番・村上を迎えたが149キロのストレートで二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

 2回はいきなりオスナと浜田に連打を浴びるも長岡を二ゴロ、内山と原を空振り三振に仕留めた。

 毎回ランナーを背負う展開の堀田は3回にもピンチを迎える。先頭の塩見に中前打、太田に右前打、山田は四球で無死満塁に。初回に続きピンチで迎えた4番・村上。制球に苦しみボールが先行し、3ボール2ストライクからの6球目のストレートをバックスクリーンに運ばれた。その後、オスナ、浜田を打ち取ったが、2死から長岡に四球を与えたところで降板となった。2回2/3で65球を投げ6安打2四球5失点と先月21日以来となったマウンドで結果を出すことはできなかった。

 2番手には平内がマウンドに上がった。

 ▼堀田 先発としてゲームがつくれず悔しいですし、チームに申し訳ない気持ちです。

 青森山田から2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目の20年に右肘手術を受けた関係で育成選手となったが、3年目の今季はキャンプで初の1軍スタート。3月11日に支配下選手契約を締結し、初の開幕ローテーション入りをつかんだ。プロ初登板初先発となった3月31日のヤクルト戦(神宮)では5回までに4併殺、6回5安打無失点好投で初勝利を挙げた。プロ2度目のマウンドとなった4月7日の広島戦(マツダ)では4回5安打4失点でプロ初黒星。翌8日に登録抹消されたが、21日に再登録され広島戦(東京D)にプロ3度目の先発登板。2試合連続となる4回4失点で降板し、プロ2勝目ならず。勝敗は付かなかった。翌22日の再調整のため再び抹消されていた。

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