DeNA・佐野が6日にも出場選手登録抹消へ 5日は「背中の張り」で途中交代

[ 2022年5月6日 04:00 ]

セ・リーグ   DeNA10―2中日 ( 2022年5月5日    横浜 )

<D・中>7回、適時打を放った佐野(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの佐野恵太外野手(27)が、6日にも出場選手登録を抹消されることが5日、分かった。 佐野は同日の本拠地・中日戦で5回に左前打で出塁し、続く牧秀悟内野手の二塁打で一塁から長駆生還。その直後の守備から途中交代した。

 三浦大輔監督は試合後に「背中の張りがあったので代えた。今後は状態を見て判断する」と話していたが、6日からの広島遠征に同行せず、負傷箇所の治療に専念する模様だ。

 佐野は2月の春季キャンプで右腹斜筋肉離れを発症しており、仮に症状の再発なら、長期離脱の可能性も浮上する。同選手は5日までにリーグ5位の打率・307をマークするなど打線に欠かせない存在だった。

 チームは開幕から、タイラー・オースティン外野手、ネフタリ・ソト内野手も負傷で不在。ソトは合流したものの、4月6日以降には、牧を含む12選手が新型コロナウイルスに集団感染した。同月19日には走塁中に宮崎敏郎内野手が左太腿裏を負傷し、同23日に出場選手登録を抹消された。

 6日の広島戦で今季初登板初先発する今永昇太投手も、開幕投手最有力候補とされながら、2月の春季キャンプで左前腕を肉離れするなど出遅れた。

 今季が2年契約最終年の三浦大輔監督は、開幕からベストメンバーをそろえることができずに戦ってきたが、主将・佐野の離脱でさらなる苦難の道が待ち受けることになる。

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