巨人・原監督　3戦連続序盤KOの堀田に「先発の重さ感じてもらわないと」次は「うーん、どうでしょう」

セ・リーグ   巨人2―13ヤクルト （ 2022年5月6日    東京D ）

＜巨・ヤ＞ヤクルトに破れてベンチを後にする原監督　（撮影・白鳥　佳樹）
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　巨人は先月21日以来の先発でプロ2勝目を目指しマウンドに上がった堀田が2回2/3を投げ5失点で早々と降板。その後も4番手の菊地がプロ初失点するなど中継ぎ陣も失点を重ね、好調のヤクルトに18安打を打たれ今季最多となる13失点で連敗。2位ヤクルトとのカード初戦を落とし、振り向けば0・5差となった。

　試合後の原監督はゲーム展開を苦しくしてしまった先発の堀田について「うん、まあ、ね。やっぱり、いくら若い投手といってもね、先発ピッチャーの重さというものがね、そこで感じてもらわないといけませんね」と先月21日以来となるマウンドに上がり3回持たずに降板した右腕について語った。続けて、3回2死で四球を出した時点での交代のタイミングについて問われると「そうですね。やっぱり、連戦中の移動ゲームというのはね、先発ピッチャーに懸けるというのは強いところだけどね、断腸の思いですよ、そこもね」と振り返った。

　まだ球速が良い時に戻ってこない堀田に「そうですね。やっぱりコンディションが下がっているようだと話にならない。コンディションが、我々は上がってくるという中でね、じゃあ五分五分だったら若い選手を使おうというところの判断ですからね。ただやっぱりコンディションが下がるという点ではね、もう晩年を迎えた選手ではないわけだからね、そこは本人大いにやっぱり反省、対策、今後の、という部分は重要になってくるでしょうね。まあ、まだ若い堀田といえどもね、プロでローテーションを守ろうとするピッチャーなわけだから、そこはやっぱり、我々は子供だと思って彼をマウンドに上げているわけじゃないわけだから。そこはあえて厳しくね、言う必要はあるだろうし、そこの中で本人がプロでローテーションを守る投手というのは厳しい大変な世界なんだということはね、思わないといけませんね。思うような我々も教育をせないかんね」と厳しい言葉を並べた。

　3試合続けて5回を投げ切れていない20歳に壁を乗り越えてほしいという思いは「まあまあ、そりゃそうですよ。そうです」としつつ次戦の先発については「うーん、どうでしょうね。そのへんはちょっと相談します」と言葉を濁した。