MLB公式サイトが鈴木誠也のメジャー初スランプを分析、相手投手は高めの4シームを多投

[ 2022年5月6日 05:55 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
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 MLB公式サイトがメジャーで初のスランプに陥ったカブスの鈴木誠也を特集。軌道に乗るまでには多少の苦労はあるものだとした。

 最初の11試合は43打席で、打率・414、出塁率・581,長打率・897。4本塁打、9三振、12四球。ボール球には11%しか手を出さなかった。特に速球には打率・533、長打率1・200とめっぽう強かった。しかし、直近の13試合は、53打席で打率・157、出塁率・189、長打率・235。0本塁打、18三振、2四球。ボール球の29%を振ってしまい、速球に苦しみ、打率・171,長打率・229となった。

 鈴木本人は相手投手の攻め方が変わったとは思わないと言い、デビッド・ロス監督も同意している。課題はタイミングの取り方で、足を高く上げたり、つま先で軽く叩くだけにしたりしている。

 ロス監督は、長いシーズンみんなが山あり谷ありだと言い、「最初彼がリーグを席捲するのを見て、みんなすごいと思っただろうけど、それに対しリーグがアジャスト。今、彼がアジャストし返そうとしている」と説明した。

 公式サイトは配球についてもデータ分析。相手投手がこの2週間、カーブ、チェンジアップ、カッターを多めに使い、速球については2シームが減って、高めの4シームが増えていると指摘した。

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2022年5月6日のニュース