イチロー氏の“教え子”国学院久我山が初戦突破! 成田が恩返しの完投「野球に対する考え方が変わった」

[ 2022年3月22日 15:16 ]

第94回選抜高校野球大会第4日第1試合 1回戦   国学院久我山4-2有田工 ( 2022年3月22日    甲子園 )

<国学院久我山・有田工>センバツ初勝利を挙げ、アルプススタンドに向かって笑顔で駆け出す国学院久我山ナイン(撮影・北條 貴史)
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 第94回選抜高校野球大会第4日は22日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第1試合では11年ぶり4回目出場の国学院久我山(東京)が初出場の有田工(佐賀)を4-2で下した。

 イチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)への感謝の思いを、聖地で示した。中でも中心となったのが先発した成田だった。投げては被安打7、終盤の7回と8回には連続してピンチを迎えたものの、粘りのピッチングで126球完投。打っても1点リードの3回、さらに2点リードの7回と2本のタイムリーを放ち、チームを勝利に導いた。

 チームは昨年11月、イチロー氏から指導を受けた。最も影響を受けた部分はどこだったのか。成田は「野球に対する技術ではなくて、野球に対する熱意」と明かし、「あの年になってももっとうまくなりたいという向上心を持たれていたので、そういった野球に対する考え方というところが凄く変わったと思います」とキッパリ。“恩師”への感謝を口にするとともに、吉報を届けられることを喜んだ。

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