ポニーリーグ出身の星稜マーガードが天理戦で好投 オリ・宮城の後輩を林監督も勝因に

[ 2022年3月22日 20:11 ]

第94回選抜高校野球大会第4日第2試合 1回戦   星稜5-4天理 ( 2022年3月22日    甲子園 )

<天理・星稜> 力投するマーガード(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 ポニーリーグ出身の星稜のエース・マーガード真偉輝(まいき)キアン(3年)が天理戦で先発。甲子園デビューを飾った。

 マーガードは沖縄・沖縄市出身で、中学では宜野湾ポニーズに所属。オリックス・宮城の後輩にあたる。中3でU15日本代表に選ばれ、19年11月のアジアチャレンジマッチでは胴上げ投手に輝いた世代を代表する右腕だ。

 アルプスには沖縄から駆けつけた父・マイケルさん(54)=会社経営=、母・恵子さん(57)の姿があった。「自分らしく強気で投げてほしい」という両親の思いに応えるように、立ち上がりの3回をパーフェクトに抑え、8回途中までで強打の天理を3安打、8奪三振の力投。林和成監督も「これまでで一、二の出来だった。彼も勝因のひとつ」と初戦突破の原動力になったと評価した。

 「外角の低めに集めるように、しっかり投げられた。ツーシームが左打者に有効だった。林監督に優勝して恩返しをしたい」とポニーリーグでは宮城、星稜ではヤクルト奥川と連なる好投手の系譜にマーガードも名乗りを挙げる決意だ。

続きを表示

2022年3月22日のニュース