楽天・マー君「全体的に制球が甘かった」課題のOP戦ラス投は6回5安打2失点

[ 2022年3月22日 05:30 ]

オープン戦   楽天4―3巨人 ( 2022年3月21日    東京D )

<巨・楽>4回、マウンド上で言葉を交わす田中将(左)と安田(撮影・木村 揚輔)
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 2本塁打はともに甘く入ったスライダーだった。楽天先発・田中将のオープン戦ラスト登板は6回5安打2失点。開口一番「いやあ、良くなかったですね。2本はもったいなかったし、全体的に制球が甘かった」。4回に岡本和、5回に丸にソロを被弾。それでも懸命に修正作業を繰り返し「少しでもいい方に持っていこうと、いろいろとできたのは収穫」と前を向いた。

 オープン戦1位のチームは3分けを挟み8連勝でフィニッシュ。「チームもいい準備をしてきて、オープン戦もいい戦いをした」と話した田中将は、開幕2カード目の初戦となる29日のオリックス戦(京セラドーム)の先発が有力だ。日本球界復帰の昨季はわずか4勝。巻き返しへ「準備はできた。もう次から本番なので」と表情を引き締めた。(鈴木 勝巳)

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