阪神・ケラー　開幕守護神の最終テストへ　オリックス2軍戦で連投予定

新入団の阪神・ケラー（撮影・北條　貴史）
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　新入団の阪神・ケラー（パイレーツ）が開幕守護神の最終テストに臨む。金村投手コーチは「ちょっと天気が微妙なんですよね」と天候を憂いながらも22、23日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で連投テストさせることを明言した。

　「優（岩崎）に抑えをやってもらうかは、そこでまた最終判断になるのかなと思いますけど。（結果、内容次第でケラーが開幕の守護神になる可能性は）もちろん、もちろん」

　今月6日に来日したばかりで、前回登板の18日オリックス戦が2度目の実戦だった。首脳陣の中で無理をさせる考えはなく、コンディションが万全でないと判断すれば引き続き2軍で実戦経験を積ませ、開幕から当面は岩崎に任せる方針だ。

　また金村投手コーチは、キャンプ中に負った左足関節の捻挫から復帰を目指しているアルカンタラについても言及。「早く仕上がりそうだなというところで、ブルペン（中継ぎ）に入ってもらうことになる。チームに求められればどちらでもと、心の準備もしてくれている」と、救援起用する考えを明かした。