阪神・糸原は開幕5番濃厚 得点につながる「事起こし」の達人として井上ヘッドが評価

[ 2022年3月22日 05:30 ]

開幕5番が濃厚な阪神・糸原(撮影・岩崎哲也)
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 阪神・糸原の開幕5番が濃厚だ。昨季29試合で務め、20日のオリックスとのオープン戦でも出場。井上ヘッドコーチは、状況に応じた打撃で簡単にアウトにならない「事起こし」の達人として評価していることを明かした。

 耳慣れぬこの球界用語は、犠飛や内野ゴロで1点を奪うような打撃を指すという。1死三塁での三振や内野フライが最悪なケースで、それを避けるために、たとえ安打ではなくても得点につながる打撃が、「事起こし」として評価されるそうだ。

 「(糸原)健斗は、ほかの選手より、“事起こし”ができる確率が高いという期待で、5番に置いている」

 高い出塁率と巧みなバットさばきを武器とする仕事人を、マルテ、佐藤輝の後に置くクリーンアップ。一発がある大山を7番に置くことで、型に縛られない得点パターンを生み出しそうだ。

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