侍ジャパン・栗山監督 野球データ分析競技会出席 逸材WBC抜てき示唆

[ 2022年3月22日 05:30 ]

初開催された「野球データ分析競技会」で入賞者らと記念写真に納まる日本代表の栗山監督(左から4人目)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督が21日、都内で開催された野球データ分析競技会(全日本野球協会、日本野球連盟主催)に出席。来年3月に予定される第5回WBCについて「アナリストの部分、データ分析は大事な要素になってくる。既成概念にとらわれず情報を集めている」と、逸材のデータ分析班への抜てきを示唆した。

 野球データ分析競技会は、新規性や分析力など4つの視点から野球の競技力アップにつながるデータ分析を、予備選考を勝ち上がった7チームがプレゼンするイベント。今回が第1回で、「打球の回転軸、空振りの取れるフォークボール」をテーマに発表した横浜市大大学院チームが最優秀賞に輝いた。

 熱心に見守った栗山監督は「同じ数字でどう分析するかが、アナリストの仕事。代表チームを勝たせてくれるのは誰なのかを探している。学生の中に天才がいるかもしれない」と言及。09年の第2回WBC以来となる世界一奪回に向け、若い世代の台頭に期待を寄せた。(君島 圭介)

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