【大谷と一問一答】スプリット封印で5奪三振に「確かめる必要はない」 カブス鈴木とは「対戦したい」

[ 2022年3月22日 07:33 ]

降板後に囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が21日(日本時間22日)、キャンプ地アリゾナ州テンピで実戦初登板となるロイヤルズとのオープン戦に先発した。2回1/3を3安打1失点、5奪三振。最速は99マイル(約159キロ)だった。以下、降板後の主な一問一答。

 ――実戦初登板を終えて。
 「感覚良くは投げれたので良かったかなと思います」

 ――制球は。
 「追い込むまでは特によかったかなと思う。最後の2本のヒット、スライダーが真ん中くらいにいったので。そこらへんは実戦の感覚かなと思います」

 ――優先的なテーマは。
 「テーマはとりあえず多くストライクをまず投げること。それに対するバッターの反応を確かめるということ」

 ――全球種投げたか。
 「スプリットは投げていないです」

 ――投げていない理由は。
 「優先する球ではないというか、あんまり確かめる必要はないかなと思うので」

 ――キャンプが短縮されているけど順調にきているか。
 「たぶん登板間隔とか詰まってくると思うので試合こなすたびに、なので全体的な練習の量だったりとか。僕の場合、他にも試合出たりするので、その時の練習の量をしっかり調整するのが大事かなと思います」

 ――昨季は中5日でも回ったが、例えば中4日で回ることは可能か。
 「どうなんですかね。中をあけて球数をそれなりに多く投げるという調整もありますし、ある程度、球数を抑えて中を短くして試合をこなすっていう風な調整もあると思うので、まあ話しながら決めたい」

 ――直球の最速は99マイル(約159キロ)が出た。
 「どこで出ていたのかはちょっと分からないので、ランナー三塁に置いたときのカウント球とかはちょっと強めには投げましたけど、あっさり追い込んでから、やっぱり決め球の甘さだったりとか、やっぱりその隅っこに投げる、しっかり空振りを取るっていう作業に関してはやっぱり実戦のところかなと思うので。そこが甘いところがまだまだ実戦で足りていなかったところかなと思います」

 ――実戦登板はあと2回くらいだと思うが調整は。
 「2になるのか3になるのかちょっとまだ分からないですけど、1回目にしては良かったかなと思うので、クイックに関しても、比較的落ち着いて投げられていましたし、メカニック的にもあまり慌てることなくしっかり確認できたので、1回目にしては良かったかなと思います」

 ――打者としての状態について
 「体は良いかなと思いますね。ただなんか、(キャンプインから実戦までの時間などが)駆け足だなという印象はみんなあると思うので、そこを落ち着いて、1日1日しっかり調整したいなと思ってますし、駆け足の中で焦らずにしっかりと調整したいなと思ってます」

 ――ポスティングシステムで鈴木誠也選手がカブスに入団した。
 「同級生(同じ27歳)は少なくなってきたりとか、そういう年齢になってきているので、なおさら貴重ですし、同じアメリカでやるっていう選手は彼しかいないので、対戦したいなという風に思ってますし、ナ・リーグなのであんまり機会はないかもしれないですけど、チャンスがあればやってみたいなと思います」

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