新庄ビッグボスがプロ野球OB以外から臨時コーチを招へいする理由とは

[ 2022年2月2日 18:50 ]

<日本ハム>新庄監督と話す臨時コーチの武井壮(球団提供)
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)から春季キャンプでの臨時コーチのオファーを受けた陸上十種競技元日本王者でタレントの武井壮(48)が2日、沖縄・名護での1軍キャンプに来場し、選手への指導を行った。

 夕方に行われた囲み会見で新庄監督は武井臨時コーチを迎えたキャンプ2日目について「ひじょ~にプラスになっていて、武井壮くんがみっちり2組に分かれて2時間ずつ、今でもやってくれているんですけど」とうれしそうに振り返り、「普段質問をしないイメージがある選手たちがみんなバンバン(質問をして)。2、3人ノートを持って待ってた、まだ」と武井臨時コーチ招へいの目に見える効果に目を細めた。走り方や体の使い方、手と足の使い方を教わった選手たちの変化を確信した新庄監督は「明日から選手の動きを見てみて。歩き方から違うから」と報道陣にチェックをリクエストした。そして、今後もいろいろなスペシャリストを臨時に招くことを改めて示唆。野球界以外から臨時コーチを招く理由について「野球選手OBじゃない方が、何か選手って飽きないんですよね。耳がこうなる」とジェスチャーを交えて力説。自身の現役時代の経験を指導に生かすビッグボス流改革から今後も目を離せない。

 特別講師を務めた武井は、選手や新庄監督、稲葉GMらに2時間ほど走り方や体の使い方を指導した。手と足の使い方を説明した後、走者の時のスタートの切り方などを実践。その後、メディシンボールと野球のボールを使って座学を行い、宇佐見の身体を叩きながら説明し、ジャンプや立ち幅跳びの動きも見せた。スキップをする選手らに、武井からは「動きは小さく、空中の時間は長く」などの声が飛び、短距離のタイム計測なども行われた。

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