新庄監督 500万円バーチャル打撃マシン「ユーティリティーエース」投入、日本ハム名護キャンプ

[ 2022年2月2日 14:40 ]

日本ハムキャンプ2日目、グラウンドに登場した阪神・藤浪のバーチャル映像を使用した打撃マシン
Photo By スポニチ

 日本ハムの新庄剛志監督(50)が2日、1軍の沖縄・名護キャンプに初登場。打撃練習用に500万円のバーチャル打撃マシン「ユーティリティーエース」投入した。

 打撃練習用に、阪神・藤浪のバーチャル映像が使用された打撃マシンを用意された。日本ハムは8日に宜野座で阪神と練習試合を行うことになっている。

 この日から投入された投球マシンは最新型で、株式会社キンキクレスコの真弓和博さんは「マシン本体で300万円。映像が200万円。基本的にセットになるので、500万円ですかね。今回新庄監督のご依頼で導入させていただきました」と言い、「一応140キロから145キロくらいの設定にしていまして、新庄監督の要望であのスピードになっています」と説明。映像が藤浪になっていることには「ソフトバンクのモイネロ投手と新庄監督の現役時代の阪神時代の投げている映像もある」とし、新庄監督の要望で3選手の映像になったという。

 このマシンをプロ野球のキャンプで使用するのは、巨人の監督だった高橋由伸氏以来で「高橋監督の時に秋、春、3年とも4回使っていただいて、その前に1度、オリックスさんも」と真弓さん。同マシンの基本設定は、直球、カーブ、スライダー、フォークで、実際は設定出来る枠が15個あり、この15の枠の中でスピードを変えたカーブだったり、変化球の変化量をカスタムできる。最速は約150キロで、名称は「ユーティリティーエース」。左投手の時について、真弓さんは「回転を変えて一台で右左使えます」とした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月2日のニュース