阪神ドラ4・前川 ラストは狙い通りのスコアボード直撃弾 平田2軍監督も「長打力は魅力やな」

[ 2022年2月2日 05:30 ]

阪神・2軍安芸キャンプ

<阪神2軍キャンプ>フリー打撃をする前川(撮影・坂田 高浩)
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 左の大砲候補である阪神の前川がプロ初の屋外フリー打撃を行い、99スイングで3本の柵越えを放った。

 「間の取り方はしっかり意識していたんですけど、あとはもっと軸足で回転していけたら」。

 片りんを感じさせたのはラストスイング。「最後くらいいきたかった」と狙い通り、スコアボード直撃の一打を放って首脳陣を驚かせた。

 順調な滑り出しを見せた高卒新人。巨人・岡本和モデルも含めた3種類のバットを試しながら、強打に磨きをかけていく。

【阪神・平田2軍監督の一問一答】
 ――きょうから安芸キャンプがスタート。
 「ちょっと冷える。風が冷たかったけど、そっちの方が身が引き締まってええ。君ら(報道陣)にはちょっと寒いかもしれないけど。我々にとっては身が引き締まる。君らはそんなことないやろ?寒い寒い言うて。雑念があるけど、我々は身が引き締まってちょうどいい」

 ――ルーキーにも積極的に声をかけていた。
 「元気を出してやっていた。特にキャッチャーの中川とかは、そういうキャラというかキャッチャーが元気出さなきゃダメだよっていう話をしてたけど、元気でよろしい。(前川)右京にしてもね」

 ――前川選手のフリー打撃も見ていた。
 「智弁(学園)で4番を張っていた、それだけの素質は持ってるよ。いいスイングしてるし、長打力は魅力やな。(スイングに)力強さを感じるよ。やっぱり…智弁学園、甲子園常連校だよ。昔のPLみたいなもんだよ」

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