阪神・糸井 キャンプ初日から異例の全メニュー消化 3カ所ノック参戦し「ケツが割れた」

[ 2022年2月2日 05:30 ]

一塁用ミットでノックを受ける糸井
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 初日から“絶好調”だった。阪神の糸井が午前にメイン球場の内野で行われた3カ所ノックに参戦。一塁用ミットを装着して守備練習に取り組んだ。

 「(一塁の練習では)ケツが割れた。(打撃練習では藤井康コーチから4スタンス理論の指導もタイプは)B7(笑い)。新たな取り組みですけど、僕には失うものないのでいろいろやっていきたい」

 今年も糸井節は健在だった。守備練習を振り返って「ケツが割れた」と発言すれば、4スタンス理論のタイプでは実在しない「B7」と認定してニヤリ。しかし矢野監督の退任に話題が及ぶと表情が一変した。

 「寂しさもあり、聞きたくないというか、そういう気持ちでした。僕らにできることは最高の胴上げを絶対にする。それだけを目指して頑張ります」

 フリー打撃では71スイングで柵越えが6本。打撃は試運転ながら、若手とともに初日から全メニューを消化した。異例の調整をこなし、順調さを見せつけたベテラン。最良の形で指揮官を送り出す。

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2022年2月2日のニュース