阪神・青柳が勝てる理由　自身初の10勝目でも、まず口にした感謝「本当に野手に助けられたのが一番」

セ・リーグ   阪神8ー2DeNA （ 2021年8月24日    京セラD ）

＜神・D（19）＞　ヒーローインタビューを終え、ファンに手を振る阪神・青柳　（撮影・後藤　大輝）
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　リーグトップの10勝、ドラフト5位以下の投手では球団史上初の2桁勝利に到達した青柳はナインへの感謝をまず先に口にした。

　「今日は四球も多かったですし、本当に野手に助けられたというのが一番。今日の投球は全く納得いっていないですけど、守備が良かったからというのが一番。（7回1死満塁で）サンちゃん（サンズ）がホーム投げてくれたりとか、そういうところでアウトが積み重なって何とか粘れた」

　柱の西勇が精彩を欠く中で開幕からローテーションを守り、白星を積み上げてきた働きは大きい。「何よりチームが、僕が投げている時に勝てるというのが一番嬉しいこと」と、やはり個人の成績は後回しだった。