巨人・大城“初物づくし”で連敗ストップ「次からもいい場面でホームランを」2打席連発に充実感

[ 2021年8月24日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人3―1広島 ( 2021年8月24日    東京D )

<巨・広15>みこしを担ぐ大城(左)とメルセデス(撮影・小海途 良幹)
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 巨人の大城卓三捕手(28)が広島戦(東京D)で自身初のシーズン2桁本塁打となる4回の勝ち越し10号ソロに続いて、7回には2打席連発となる11号ソロ。ともに自身初となる2打席連続アーチ、1試合2本塁打でチームの連敗を2で止めた。

 試合後、7回3安打1失点で7勝目(1敗)を挙げたメルセデスに続いてお立ち台に上がった大城は「1本目は久しぶりに…はい。いい感触のホームランが打てて…はい。2本目も何とか、2ストライク追い込まれてたんで、はい。何とか食らいついてという気持ちで、はい。いい結果につながりました」と表情に充実感をにじませた。

 「7番・捕手」で先発出場。まずは1―1と追いつかれた直後の4回、2死走者なしで入った第2打席で、広島先発右腕・森下が2ボール1ストライクから投じた4球目、外角低め150キロ直球をバックスクリーン左へ叩き込んだ。大城の本塁打は15日の中日戦(東京D)以来で、シーズン2桁本塁打はプロ4年目で自身初。これまでは昨季の9本塁打がキャリアハイだった。「CC(メルセデス)が本当に頑張ってたので…はい。いいところで打てて良かったです…はい」と大城。すると、2―1で迎えた7回の第3打席では1死走者なしで同じく森下が1ボール2ストライクから投じた4球目、やや内寄りのチェンジアップを今度は右翼スタンドへ叩き込んだ。大城はダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、4回に続いてこの回もチームメートと“わっしょいポーズ”で笑顔。2回の第1打席でも中前打を放っており3打数3安打2打点で“お役御免”となった。

 自身初のシーズン2桁本塁打については「ひとつ目標にしてたところなので…はい。達成できてうれしく思ってます」とコメント。女房役としてメルセデスを好リードした守備面については「7回のピンチのところでもしっかり自分の要求通りに投げてくれて抑えてくれたんで、はい」とし「自分も援護になるホームランを打てて良かったです…はい」とした。そして、ファンへのメッセージを求められると「いつも応援ありがとうございます。次からもいいところで、いい場面で、ホームランを打てるように頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします」と話し、スタンドから大きな拍手を浴びていた。
 

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