ヤクルト・清水 2年連続HP王見えた!防御率3・24 チーム救援陣の中心

[ 2021年8月24日 05:30 ]

ヤクルトの清水
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 【Weekly Data展望】過去2年間最下位だったヤクルトが、首位阪神から2・5ゲーム差と逆襲に転じている。山田、村上擁する打線が光るが、防御率が昨季の4・61(両リーグワースト)からセ4位の3・71まで復調した投手陣の奮起も見逃せない。特に救援陣が3・24(先発陣4・03)と良く、101HP(ホールドポイント=ホールド+救援勝利)、28Sはともに12球団最多だ。 

 中心となる清水は両リーグ単独トップの28HP(26H、2勝)。30HPで初タイトルに輝いた昨季に続く活躍で、2年連続の30の大台に、あと2と迫った。2年連続30HPは11~15年山口鉄也(巨)の5年を筆頭に過去21人で23度。ヤクルトには達成者がなく、清水が30に達するとキャリアハイに並ぶとともに、球団初の記録達成を果たす。また、セHPの2位は岩崎(神)、山崎(D)の24と4差をつけておりタイトルも見えてきた。2年連続のHP王となれば、05、06年藤川球児(神)ら8人に次ぐ快挙で球団初となる。連続30HPの記録を弾みに、連続タイトル奪取で逆転Vに貢献となるか注目したい。(記録課・志賀 喜幸)

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