オリックス25年ぶりVへ緊急事態 一塁手がいない…新助っ人ラベロ骨折 T-岡田が右太腿負傷し抹消 

[ 2021年8月24日 05:30 ]

オリックスに新加入したラベロ。合流間近だったが2軍戦で骨折し、長期離脱に。
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 25年ぶりのリーグ優勝を目指すオリックスに試練だ。新加入で合流間近だったランヘル・ラベロ内野手(29)が22日のウエスタン・リーグ中日戦で死球を受けて大阪市内の病院で「左尺骨遠位端骨折」と診断された。後半戦の起爆剤としての期待が一転、長期離脱を避けられない状況となった。

 不運は重なる。同日の西武戦ではT―岡田が右太腿違和感で途中交代。大阪市内の病院を受診して「右太腿裏の軽度筋損傷」と診断され、23日に登録を外れた。79試合で打率・258、10本塁打、チーム3位の47打点を挙げるなど得点源の1人だった。

 T―岡田とラベロが一度に離脱したことで一塁手不在の緊急事態。中川圭、大下らが代役候補とみられる。中嶋監督はかねて「何が起こるか分からないから。いろんなオプションとして」とオープン戦からジョーンズや杉本を一塁守備に就かせるなどしてきた。悲願の頂点獲りへ、一丸姿勢で急場を乗り切るしかない。(湯澤 涼)

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