新型コロナ感染対策の変更点確認 濃厚接触疑い「72時間前以降」調査

[ 2021年8月24日 05:30 ]

斉藤コミッショナー
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 プロ野球は23日、Jリーグとの新型コロナ対策連絡会議と12球団代表者会議を開き、新型コロナ感染対策の変更点を確認した。対策連絡会議の専門家チームから提言を受け、陽性者が出た際に球団が独自に行う濃厚接触者疑いの調査について、発症や陽性判明の48時間前以降の行動履歴を洗っていたものを72時間前以降に変更する。また鼻水などの軽い症状も報告や検査の対象とする。

 定期検査の頻度は、緊急事態宣言地域の球団は週に1度の検査を目安としており、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「濃厚接触疑いの調査範囲拡大、さらに軽い症状にも対処することで総合的に検査頻度は上がると思う」とした。

 ≪斉藤コミッショナー ワクチン接種者は観戦を≫斉藤惇コミッショナーはワクチンパスポートについて言及。私見であることを強調した上で「ワクチンが打てない証明書も認めて、差別のない方法でワクチンを2回打った人には100%球場に入れて観戦いただきたい、という希望を持っている」と語った。昨年3月以降のコロナ下においては、集客は最大でも収容人数の50%以下となっている。

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