日大山形 2度のリードを守り切れず…悔しサヨナラ負け

[ 2021年8月24日 18:28 ]

第103回全国高校野球選手権 3回戦   石見智翠館5-4日大山形 ( 2021年8月24日    甲子園 )

<石見智翠館・日大山形>8強入りを逃し、涙の日大山形ナイン(撮影・北條 貴史)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第11日は24日、甲子園球場で3回戦が行われ、4年ぶり出場の日大山形(山形)は2大会連続出場の石見智翠館(島根)に9回、4-5でサヨナラ負け。4強に進出した13年以来、8年ぶりのベスト8を逃した。

 日大山形は初回に先制したが、4回に同点、6回に逆転を許す。7回に3点を奪って2点リードとしたが、直後に再び同点とされる。その後、8回、9回と得点圏までランナーを進めたが、あと一本が出ない。逆に9回、3番手の2年生右腕・大類がサヨナラ打を浴びて、悔しい敗退となった。

 荒木純也監督は「序盤、投手が踏ん張ってくれた。7回に逆転した後、追い付かれてしまったのが痛かった」と振り返る。2番手で登板し、2回2/3を投げて2失点、4被安打、5与四球の滝口については「ストライクゾーンがいつもより少しアバウトで、難しいマウンドになりました。ただ、ここまで滝口で勝ってきたので任せました」と語り、地方大会からの奮投を称えた。

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