京都国際 ベスト8に一番乗り!二松学舎大付に競り勝つ

[ 2021年8月24日 10:13 ]

第103回全国高校野球選手権 3回戦   京都国際6-4二松学舎大付 ( 2021年8月24日    甲子園 )

<京都国際・二松学舎大付>5回無死、京都国際・森下が左へ同点本塁打を放つ(撮影・亀井 直樹)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第11日は24日、甲子園球場で3回戦が行われ、初出場の京都国際(京都)が3年ぶり出場の二松学舎大付(東東京)を6-4で下し、ベスト8一番乗りを決めた。

 
 京都国際は1点を追う5回、6番・森下が左翼ポール際にソロを放って同点。続く6回、1死一塁で3番・中川が左中間に2試合連続となる決勝2ランを放つ。さらには4番・辻井も左翼ポール際への一発で続いて、リードを3点とした。

 しかし、森下が勝利目前の9回、桜井に左越えに3ランを浴びて同点とされる。それでも、その失敗を取り返すように10回、2死一塁で左越えに適時三塁打。相手の失策の間に自身も生還し、2点を勝ち越し。エースの一打が決勝点となって、接戦を制した。

 2年生の森下は10回を12奪三振、4失点の粘投。9回を除けば安定したピッチングが光った。打っても同点弾に決勝三塁打。まさに投打で大活躍だった。

 二松学舎大付は9回に3点差を追い付いたものの、プロ注目の左腕・秋山が10回に痛恨の2失点。チームを初のベスト8に導くことはできなかった。

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