原監督「タクはつかみどころがないというか」 大城の“初ものづくし”に笑顔「休みはない方がいいな」

[ 2021年8月24日 21:03 ]

セ・リーグ   巨人3―1広島 ( 2021年8月24日    東京D )

<巨・15広>4回2死、中越えソロを放った大城を迎える原監督(中央)=撮影・会津 智海
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 巨人は先発バッテリーの活躍で広島を3―1と下し、連敗を2でストップ。貯金13とした。先発左腕のメルセデスは7回3安打1失点の好投で5連勝を飾り、今季8試合目の登板で早くも7勝目(1敗)。女房役の大城が勝ち越し弾を含む2打席連続アーチで援護した。

 巨人の原辰徳監督(63)は試合後、大城について「きのうも炎天下の中ね、やっぱり人一倍振り込んでましたしね。まぁ、冗談で『休みはない方がいいな』と言ったら苦笑いをしてましたけれども。でも、やっぱりいいものが出たと思いますね」と軽口も飛び出してさすがにうれしそう。

 大城の1試合2本塁打、2打席連続本塁打はいずれも自身初で、シーズン2桁本塁打もプロ4年目で自身初。成長を続ける東海大相模、東海大の後輩でもある大城について「まぁ、あの。タクは…。まぁ、タク…大城はあの…非常にこうなんていうか、つかみどころがないというかね。可能性をうんと持っているような時も感じさせるし、あるいはその…少しこう違った形のものにも見えるケース…そこが彼の魅力ですから。そういう意味ではいい方をね、どんどん、こう伸ばしてもらいたいなと思いますね」と終始目尻を下げていた。

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