ヤクルト・石川 5回3安打無失点で4勝目の権利得て降板 3年ぶりデーゲーム勝利なるか

[ 2021年7月4日 15:46 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2021年7月4日    バンテリンD )

<中・ヤ(14)>力投する先発の石川(撮影・椎名 航)
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 ヤクルト・石川雅規投手(41)が4日の中日戦で今季6度目の先発登板。5回を投げて67球、3安打無失点の好投で4勝目の権利を持って降板した。

 石川は味方が先制して迎えた初回は先頭四球を与え、続く三ツ俣には投前犠打を決められたが、大島、ビシエドをシンカーでニゴロと左飛に退けた。さらに1点をもらった2回は3者凡退。3回は先頭・郡司にスライダーを右前打、三ツ俣にカットボールを遊撃内野安打とされるなど、2死一、三塁となったが大島をスライダーで遊飛に仕留めた。

 4回は3者凡退。5回は1死から郡司にシンカーを左前打とされたが、代打・福田、加藤翔はシンカーで中飛、左飛に抑えた。

 石川は今季初めてデーゲームでのマウンド。デーゲームで勝つと18年4月14日阪神戦以来自身3年ぶりになる。バンテリンドームでは過去通算11勝をマーク。同球場の最多勝利は山本昌(中日)の69勝だが、ビジターチームで11勝は三浦大輔(DeNA)の15勝に次ぎ大竹寛(広島―巨人)と並ぶ歴代2位タイ。勝てば単独2位に浮上する。

 石川は前回6月25日巨人戦(神宮)では三浦大輔(DeNA)を超える295試合連続先発登板のセ・リーグ新記録を達成したが、今季最短の4回2/3、5失点で連勝が3でストップ。2敗目を喫していた。

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