巨人・炭谷 楽天移籍 FA選手のトレードでの他球団移籍は巨人初、過去には金村、中嶋、涌井ら

[ 2021年7月4日 20:50 ]

炭谷銀仁朗捕手
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 巨人は4日、炭谷銀仁朗選手(33)のトレードによる移籍について、楽天と合意したと発表した。捕手が手薄な楽天が、パ・リーグで経験豊富な炭谷に白羽の矢を立てた。出場機会を求める炭谷も新しい環境で勝負したい思いが強く、思惑が一致したとみられる。

 これまで、巨人がFAで獲得した選手は28人。その後FA選手の獲得による人的補償で他球団に移籍したのは06年江藤智(豊田清の補償で巨人→西武)、07年工藤公康(門倉健の補償で巨人→横浜)、12年藤井秀悟(村田修一の補償で巨人→DeNA)がいるが、トレードで他球団に移籍するのは初めてとなる。

 他球団では、97年に中日から西武にトレードで移籍した金村義明、02年オフに西武から横浜(現DeNA)に2対2の交換トレードで移籍した中嶋聡、08年にソフトバンクとオリックスの交換トレードで移籍した大村直之、村松有人、19年ロッテから楽天に金銭トレードで移籍した涌井秀章、同年にソフトバンクから阪神に無償トレードで移籍した中田賢一などがいる。

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2021年7月4日のニュース