巨人・原監督「もう少し打ってあげないと」14安打2得点の打線をチクリ 走塁ミスは「コーチャーがね」

[ 2021年7月4日 22:56 ]

セ・リーグ   巨人2―3DeNA ( 2021年7月4日    神宮 )

<D・巨>8回1死一、三塁、併殺プレーに悔しそうな原監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は今季開幕から11試合負けなし、3分けを挟んで8連勝中だったDeNA相手に9回1点差まで迫ったものの2―3で敗れ、4月1日以来94日ぶりとなる首位奪回を逃した。

 試合後、原辰徳監督(62)は坂本を除く先発野手全員の14安打を放ちながらも2回の高橋スクイズと9回の大城8号ソロの2点にとどまったことに「まあ、2点しか取れなかったというところですね」とコメント。1―0で迎えた3回1死一、三塁では坂本が併殺崩れの三ゴロとなったが、三走・ウィーラーが一度ベースに戻ってから本塁に走って憤死と走塁面で手痛いミスが出たことについては「もう少し、ベンチも含めてコーチャーがね、的確にいいアドバイスをしておけば、もう少し良かったかも知れないね」と振り返った。

 リーグ単独トップの9勝目を目指した先発左腕・高橋は2回に先制スクイズを決めて自らを援護したが、3回に宮崎から逆転2ランを浴びて5回途中6安打2失点で降板し、今季3敗目。「粘り強くね、投げていたと思いますよ。ちょっときょうはリズムに乗りきれなかったね」としながらも「しかし、もう少し打ってあげないとね」とチクリ。主砲・岡本和は4打数3安打と結果を残したが、坂本は先発野手で唯一のノーヒットに終わり、1日の広島戦(東京D)で10号ソロを放ったのを最後に2試合8打席ノーヒットとなったが「そうですね、このところストレスがたまっているでしょう。また明後日から。やるでしょう」と6日からの中日3連戦(前橋、東京D)に期待を寄せていた。

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2021年7月4日のニュース