北別府さん「我々、凡人の杞憂を遥かに超えた存在」 大谷“二刀流”に否定的だった自身を反省

[ 2021年7月4日 13:25 ]

北別府学氏
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 広島ひと筋にエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(63)が4日、自身のブログを更新。“二刀流”での快進撃が止まらないエンゼルス・大谷翔平投手(26)の活躍に、自身の過去の見立てを反省した。

 「私も二刀流では彼の投手としての資質を出し切らないのではないかと提言した解説者の一人でした」と切り出すと「誰もがどっちつかずになっては投手としても打者としても、もったいなく大成功出来ないのではないかと心配もしたものですね!」とプロ野球OBの中にも“二刀流否定派”が多くいたことにまずは触れた。

 その上で「我々、凡人の杞憂を遥かに超えた存在だと」と断言。「そしてあの生き生きと楽しそうにプレイした姿に誰もが勇気をもらう」とした上で「野球の根源とはこれなんだと教わったような気がします」と続けた。

 北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。愛妻の献身的な支えを受けながら同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、今年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。6月14日のブログでは、転倒して側頭部を10数針縫うケガを負っていたことを発表、その後、尾てい骨骨折も発表した。

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2021年7月4日のニュース