ヤクルト41歳石川と36歳嶋のバッテリーがベテランの味

[ 2021年7月4日 20:58 ]

セ・リーグ   中日3―3ヤクルト ( 2021年7月4日    バンテリンドーム )

<中・ヤ>2回2死一、二塁、塩見の左前適時打で、二塁走者・嶋は本塁に滑り込み勢い余って郡司(左)と激突しながら生還する(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは先発の石川が5回無失点と好投。バッテリーを組んだ今季初スタメンの嶋が巧リードした。

 41歳の石川は直球の最速が140キロに満たずとも、多彩な変化球を駆使して翻弄。8番で出場した36歳の嶋は、2回1死一塁でカウント1―2から内角球を逆方向にはじき返す右前打で今季初安打をマーク。その後、2死一、二塁で、塩見の左前打で二塁から一気に本塁を狙ってヘッドスライディングで生還。ハッスルプレーでもわかせた。

 2人合わせて77歳のバッテリーに高津監督も「いろんな味が出て、いいピッチング、いいリードだったんじゃないかなと思います。いろいろ見ながらのピッチング、リード、なかなかできることじゃないと思うし、いいバッテリーだったと思います」とベテランコンビをたたえた。

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