公立の星復活だ!大府 エース・竹内「地元の公立で甲子園に行きたかった」 打倒私学へ第一歩

[ 2021年7月4日 05:30 ]

愛知大会 1回戦   大府11-1豊明(5回コールド) ( 2021年7月3日    豊田 )

<愛知大会1回戦 大府―豊明>5回1失点で初戦突破に貢献した大府・竹内裕
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 春夏合わせ7度の甲子園出場を誇る大府のエース右腕・竹内裕人(3年)が5回6奪三振1失点も、試合後は反省の言葉が並んだ。

 「甲子園につながる夏は初めて。独特の雰囲気で緊張し最後まで修正できなかった」

 唯一失点した3回も連続奪三振後、四球に2安打が絡んだもの。1メートル80、90キロの体格から「初速と終速の差がほとんどない」という最速130キロの真っすぐもまだ成長途上だ。

 小学6年時にドラゴンズJr.入りし中学時代もボーイズの全国大会に出場した逸材。「地元の公立で甲子園に行きたかった」と打倒私学に執念を燃やす。

 4番を務める打撃も2四球と1三振。「チームが苦しい時に打って好投するのがエースで4番」。槙原寛己(元巨人)や赤星憲広(元阪神)らを輩出した伝統校も甲子園出場は08年夏が最後。復活は竹内裕に課せられた使命でもある。

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2021年7月4日のニュース