阪神・佐藤輝 「しっかり自分のバッティングを見つめ直して」 15試合ぶり3安打で浮上の兆し

[ 2021年7月4日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5-0広島 ( 2021年7月3日    マツダ )

<広・神(9)> 8回、佐藤輝は右前打を放ち猛打賞(撮影・大森 寛明)
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 2試合ぶりに「5番右翼」に名を連ねた阪神・佐藤輝が、6月12日楽天戦以来今季5度目の3安打猛打賞を記録し、浮上の兆しをみせた。

 「しっかり自分のバッティングを振り返って、見つめ直して。きょうはそれがうまくいきました」

 3戦連続マルチとなった同月23日中日戦を最後に快音が止まり、直近8試合は26打数2安打と苦しんだ。前日は積極的休養の意味合いで今季2度目のベンチスタート。試合前の打撃練習では、自らの打撃フォームに手直しを加えた。

 「いくつか細かい部分はありますけど、1番は構えでしっかり自分の形を作ることを意識しました」。自らの打撃にじっくりと向き合った結果が、15試合ぶりの3安打につながった。「いいイメージできょうはいけました。しっかりここから打てるように」。小休止を終え、再び大暴れする時が来た。(阪井 日向)

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2021年7月4日のニュース