巨人・高橋 リーグ単独トップ9勝目ならず 5回途中2失点降板に苦笑い

[ 2021年7月4日 19:47 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年7月4日    神宮 )

<D・巨>3回2死一塁、宮崎に逆転2ランを浴びた高橋 (撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)がDeNA戦(神宮)に先発登板。5回途中6安打2失点で降板し、リーグ単独トップとなる今季9勝目を手にすることはできなかった。

 高橋は2回、1死一、三塁で入った第1打席で先制スクイズを成功させ、自らを援護。だが、1―0で迎えた3回、2死一塁で宮崎に2ボールから投げた真ん中付近のスライダーを左越え2ランされて逆転を許した。

 1―2のまま試合は進行。5回、1死から佐野にフェンス直撃の中越え三塁打を許し、続く主砲・オースティンを空振り三振に取ったところで原監督が投手交代を告げた。あと1死を取って5回を投げ切り、6回に打線が逆転すれば勝利投手になる可能性もあっただけに、高橋は苦笑い。だが、この日の試合前に再登録されたばかりの2番手右腕・桜井が3球で宮崎を右飛に打ち取り、それ以上の失点は許さなかった。

 高橋の投球内容は4回2/3で打者22人に対して94球を投げ、6安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 巨人はこの日のDeNA戦に勝つと、4月1日以来94日ぶりとなる首位に浮上する。

 ▼巨人・高橋 本塁打で逆転を許し、全体的にリズムの悪い投球で攻撃への流れを作れませんでした。今日の登板を反省して次にいかしたいです。

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2021年7月4日のニュース