一軍に欲しい、この猛打 阪神2軍が14得点大勝 陽川弾に平田2軍監督「復活の狼煙、ビッグフライ」

[ 2021年7月4日 18:05 ]

ウエスタンリーグ   阪神14ー0オリックス ( 2021年7月4日    オセアンBS )

<ウエスタン オリックス・阪神>3回2死二塁、2点本塁打を放ちゴリラポーズで生還する陽川(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 阪神2軍は4日、17安打14得点の猛攻で、6月27日の中日戦から6連勝とした。平田2軍監督は、2点リードの3回2死二塁で5号2ランを放った陽川を「ビッグフライ、ヨウカワさん。復活の狼煙」と称賛した。以下は一問一答。

 ―先発の中田は。

 「久しぶりに投げた割には、変化球のキレといい、コントロールも良かったし、さすがだなというピッチングだわな」

 ―井上が先制打を放った。

 「まあ、2試合だけど、これをどうやって続けていくか。集中力、アグレッシブさ。増井からあの2点先制タイムリー。セイヤが三振して、ちょっとというところで、あれは先制のタイムリーは値打ちある。あの1打席目のヒットで気をよくしたかもしれんけど。その辺の精度というか。今日は増井みたいな、いいピッチャーから、(打ったことを)自信にしてほしいし、まだまだやるべきことはたくさんある」

 ―初球から積極的にスイングできていた。

 「その後の打席もそう。だから、タイミングがあってるから振れてるのよ。今までは迷いがあったり、ちょっとタイミングが遅かったりというところが非常に目立ってたけど。今日は他の打席、凡打してるにしても、このぐらい積極的にいけばなというような、姿勢が見える。だから、4番外されて故障してというところで、いい薬になったかもしらん。まだ、あれやけどな」

 ―陽川にも一発が出た。

 「このぐらいね。増井から打てたということと、打球が上がってきたね。このぐらいのね、力がある選手なので。ちょっと由宇では酷かったけど、この辺で調子を上げてくるでしょう。2本目の右中間に行ったのなんかは、陽川らしい。ホームランも突き刺した、ネット突き破りそうな勢いで、ライナーで。ビッグフライ、ヨウカワさんって言いたいとこや。オオタニさんとはえらい違いや。ビッグフライ、ヨウカワさん。復活の狼煙、ビッグフライ」

 ―井上や陽川はどの程度結果を残せば昇格が見えてくる。

 「いやいや、1軍も野手目一杯いるからね。ただ右の代打とか、小野寺がこの前みたいなバント失敗したり3タコだったりしたら、そこは上が考えることだろうし。こうやって調子上げてきたら…。広大なんか上いって、佐藤(輝)や、近本、サンズを抜かなあかんのやぞって言ってんの。こういうので満足してもらったら困るわけよ。常にそういうことやでって言ってんの。レギュラーを取るために1軍の3人を抜かなきゃいかないんだから」

続きを表示

2021年7月4日のニュース